チッチゼミ (ちっち蝉)
どんなむし?
チッチゼミは、全長3cmほどの小さなかわいらしいセミです。写真(しゃしん)の手の大きさと見比べてみてください。秋ごろまで鳴いているセミで、じじじじじ、ちっちっちと短く鳴いています。「チッチ」という名前は、その特徴的な鳴き声に由来(ゆらい)しています。みんなもセミの声とは思わずに聞いているかもしれませんね。チッチゼミは、松(マツ)やヒノキ、スギなどの針葉樹によくいるセミですが、高いところにいることも多く、見つけにくいかもしれません。[Fujisaki.A][体長27~33mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
チッチゼミは、ツツジなどの枝(えだ)に卵(たまご)を産みます。マツや杉やヒノキの近くにツツジがある場所(ばしょ)が、チッチゼミたちの好むところですね。幼稚園には、スギもツツジもありますが、チッチゼミはあまりみかけませんね。写真のチッチゼミは、2017年に年長(ねんちょう)の虫捕り名人の男の子がとってきてくれたました。[Fujisaki.A]