トノサマバッタ (殿様飛蝗)
どんなむし?
丸いお顔のバッタの代表格(だいひょうかく)。トノサマバッタです。大きなバッタで、殿様(とのさま)の名前にふさわしい風格(ふうかく)がありますね。地方(ちほう)によっては、ダイミョウバッタ(大名飛蝗)と呼ぶところもあります。
翅(はね)が長いものと短いものがいて、翅(はね)が長いものは群(むれ)で移動(いどう)し、飛翔力(ひしょうりょく)が抜群(ばつぐん)です。イネ科の植物などを食べるので、大量発生(たいりょうはっせい)したときには、作物(さくもつ)が食い荒らされてしまいます。[Fujisaki.A][体長35~65mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
トノサマバッタは、乾燥(かんそう)した草原のような場所を好みますので、幼稚園(ようちえん)にはあまりいません。2018年9月にみつけたときも1匹だけだったので、どこからか迷い込んできたのかもしれません。飛ぶ力も強いので、なかなか捕まえるのが難しいですが、棒のさきにバッタほどの大きさの四角い木を糸でくくり付けて動かすと、メスだと間違えて抱き付いてきたところを捕まえることができます。[Fujisaki.A]