奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

サクラサルハムシ (桜猿葉虫)

サクラサルハムシ (桜猿葉虫) どんなむし?

 サクラの葉(は)によくつくサルハムシの(は)を食べる害虫(がいちゅう)とされています。幼虫(ようちゅう)は土の中にいて、根を食べます。サクラはバラ科の植物で、サクラサルハムシも桜だけでなく、リンゴなどバラ科の植物の葉を食べますし、その他の植物(しょくっぶつ)も広範囲に食べるようです。〔島内〕[体長約5mm]
 

みつけてみよう・あそんでみよう

 ところで、サクラサルハムシの名まえですが、ハムシは葉につく虫という意味(いみ)です。では、「サル」とは、何でしょうか。サルは、あの動物のサルです。ただし、手足をくくられて動けなくなった庚申(こうしん)さんのお守(まも)りのサルです。ずんぐりとした形が似(に)ているということです。〔島内〕