奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ハラビロカマキリ 幼虫 (腹広蟷螂)

ハラビロカマキリ 幼虫 (腹広蟷螂) どんなむし?

 ハラビロカマキリは、名まえのとおり、他のカマキリに比(くら)べて、腹(はら)のはばが広いです。幼虫(ようちゅう)も、成虫(せいちゅう)と同じように、腹(はら)のはばが広いです。だから、他のカマキリの幼虫(ようちゅう)と区別がしやすいです。また、腹(はら)を大きく曲げて、お尻をぴんとたてています。〔島内〕
 ハラビロカマキリの幼虫は、足のシマシマ模様もほかのカマキリの幼虫と比べるとはっきりしています。
 

みつけてみよう・あそんでみよう

 春先の5月ごろに畑の横などの花壇(かだん)の低い木をよくみてみてください。小さなカマキリがたくさん葉の裏や表にのっているのをみつけることができますよ。卵からでてきたての子どもたちが、アブラムシなど小さな虫をねらっています。小さくても、姿も構(かま)えも立派(りっぱ)なカマキリ。背筋(せすじ)がぴんとのびていて、かっこいいですね。[Fujisaki.A]