オオミスジコウガイビル （大三筋笄蛭）
どんなむし？
注意：コウガイビルは昆虫（こんちゅう）ではありません。さらには「ヒル」でもありません。
コウガイビルは、扁形動物（へんけいどうぶつ）といわれるプラナリアなどのなかまです。骨（ほね）も血管（けっかん）も呼吸器（こきゅうき）などもない原始的（げんしてき）な生き物です。ですので、人間（にんげん）の血（ち）を吸（す）うことはありません。人間の血を吸（す）うヒルは、環形動物（かんけいどうぶつ）というミミズなどのなかまです。[Fujisaki.A]
みつけてみよう・あそんでみよう
日本にいるコウガイビルは数種（すうしゅ）で、こちらは最近都市部（さいきん、としぶ）でも増（ふ）えてきたオオミスジコウガイビルかな？と思われます。時には１ｍを超（こ）えることもあるそうです。その細いなが～いからだで、どうやって移動（いどう）するのでしょうか？ すでにもう枯葉（かれは）の下でこんがらがっているように見えますが、、、。実際50cm、時には1mを超えるものもいるそうです。
コウガイビルのなかまは、ミミズやナメクジなどを食べるそうです。食べる相手（あいて）もゆっくり動く生き物ですね。[Fujisaki.A]
