ネコハエトリ (猫蝿捕蜘蛛)
どんなむし?
注意:クモは昆虫ではありません。
ハエトリグモの本を書いている須黒さん(2016)のことば「だれでも知ってる小さなクモの 誰も知らないキュートな姿」にぴったりのキュートなハエトリグモです。この姿(すがた)や仕草(しぐさ)からネコ(猫)と名前がついたのでしょう。メスは、茶色でオスは黒っぽい姿をしています。[Fujisaki.A][体長8mm前後]
みつけてみよう・あそんでみよう
←オスのネコハエトリ
身近(みじか)に見られるハエトリの一種で、オス同士が出会うと、前脚(まえあし)を高(たか)あげて威嚇(いかく)し、組み合って争います。横浜など関東地方(かんとうちほう)では、この習性(しゅうせい)をいかしてネコハエトリ同士を小さな板(いた)の上で闘(たたか)わせる昆虫相撲文化(こんちゅうずもぶんか)があります(須黒, 2016)。みんなも捕まえてみたら、板の上にのせて観察(かんさつ)してみましょう。[Fujisaki.A]