奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ウヅキコモリグモ (卯月子守蜘蛛)

ウヅキコモリグモ (卯月子守蜘蛛) どんなむし?

注意:クモは昆虫(こんちゅう)ではありません。 
 コモリグモも似(に)たような種類(しゅるい)のクモがいて、同定(どうてい)はむずかしいのですが、背中(せなか)の模様(もよう)がギザギザになっているところからウヅキコモリグモではないかと思います。コモリグモの名まえの由来(ゆらい)は、メスが卵のう(らんのう)と呼(よ)ばれる卵(たまご)の入った袋(ふくろ)をお腹(なか)にぶらさげて保護(ほご)しているところからきています。卯月(うづき)は、旧暦(きゅうれき)の4月で、このころからよく見かけるようになるからでしょうか。[Fujisaki.A][体長6~10mmメス]
 
 

みつけてみよう・あそんでみよう

 幼稚園の中庭(なかにわ)を歩くと、すすすっと逃げていく茶色いクモがいますが、それらはたいていコモリグモかと思います。ハエトリグモなどよりも大きくて存在感があるので、目に付くと思います。探してみてください。[Fujisaki.A]