ヤケヤスデ科のなかま (馬陸) どんなむし?
ムカデよりも体(からだ)はころっとまるふとく、脚(あし)の数は多いですね。体の節(ふし)1つにつき、ヤスデは2対(2つい)脚(あし)が出ており、ムカデは1対(1つい)です。漢字(かんじ)で書くと、ムカデは百足、ヤスデは八十手(馬陸とも書く)です。なぜムカデは脚(あし=足)で、ヤツデは手なのでしょうか? 不思議(ふしぎ)です。写真(しゃしん)のヤスデは、ヤケヤスデ科のなかまです。黒っぽいのはヤケヤスデ、赤いラインが入っているのがアカヤスデでしょうか。ヤスデは、腐(くさ)った植物を食べていて、自然界(しぜんかい)のおそうじやさんです。さわると、独特(どくとく)のクサい匂(くさ)いの体液(たいえき)を出しますね。[Fujisaki.A]