ヒカゲチョウ (日陰蝶)
どんなむし?
日本の固有種(こゆうしゅ=日本にしかいない)です。ヒカゲ(日陰)という名まえの通り、曇(くも)りや夕暮(ゆうぐ)れ時によく飛(と)びます。また開けた野原ではなく、樹林(じゅりん)の周辺(しゅうへん)にいるチョウです。
ヒカゲチョウは、クヌギなどの樹液(じゅえき)、動物のうんこ、腐(くさ)った果物(くだもの)などの汁(しる)を吸(す)います。花には来ないチョウチョもいるのですね。[Fujisaki.A][開張50~60mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
幼稚園(ようちえん)でも日中は、どんぐり山の石垣(いしがき)の上のあたりで休んでいる姿(すがた)を見かけます。左の写真のどこにヒカゲチョウがいるのかみんなも探し見てみてください。枯葉(かれは)などに隠れていると、見分けがつきません。とてもかくれんぼの上手なチョウチョです。[Fujisaki.A]