奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

アオスジアゲハ 幼虫 (青筋揚羽)

アオスジアゲハ 幼虫 (青筋揚羽) どんなむし?

 透明感(とうめいかん)のある黄緑色の幼虫(ようちゅう)です。クスノキについています。幼稚園(ようちえん)でも、年少さんのお庭(にわ)のクスに、産卵(さんらん)のため、アオスジアゲハがぱたぱたと飛来(ひらい)していますよ。 
 2017年夏、なんと年中さんのお庭の「ポポの木」の葉っぱにアオスジアゲハの幼虫(ようちゅう)がいるのをきつね先生が発見しました。楠(クスノキ)以外(いがい)でももしかしたら食べる葉っぱがもっとあるのかもしれませんね。  
[Fujisaki.A][体長約40mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 どんぐり山にもクスノキがあります。かつては、クスノキの葉っぱから抽出(ちゅうしゅつ)した成分をつかって、樟脳(しょうのう)という、たんすなどにいれる虫よけを作っていました。葉っぱを1つ手にとってちぎってにおいをかいでみてください。さわやかな香りがひろがります。[Fujisaki.A]