ヒゲナガヤチバエ (髭長谷地蝿)
どんなむし?
谷地(やち=湿地)に生息(せいそく)するハエという意味があるようです。水辺(みずべ)を好(この)み、貝の死体やアリマキ(=アブラムシ)の分泌物(ぶんぴつぶつ)をなめてエサとしています(永富・櫛下町, 1965)。幼虫(ようちゅう)は、モノアラガイなどの巻貝(まきがい)を食べます(槐, 2013)。[Fujisaki.A][体長7~11mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
よ~くみると、触角(しょっかく)の先が、二つにわかれていて、まるで鹿(しか)の角(つの)のようですね。また、ヤチバエは、いつも下向きの姿勢(しせい)でとまるそうで、この写真(しゃしん)でもすべて下を向いていておもしろいですね。他にも、下を向いて静止(せいし)している虫はよくいます。なぜでしょうか。みなさんも不思議だなと思ったことを観察し見たり、調べたりしてみましょう。[Fujisaki.A]