ギンバエのなかま (銀蝿) どんなむし?
緑に光輝(ひかりかがや)くきれいなハエです。クロバエ科のギンバエのなかまかと思います。身近(みじか)な虫だけに、ハエの語源(ごげん)には諸説(しょせつ)あります。その一つが「生え」で、自然(しぜん)に発生(はっせい)するという意味だそうです(吉田, 2001)。たしかに、どこから湧(わ)いてきたのだろう不思議(ふしぎ)に思うこともありますね。ちなみに、虫ということば自体も、「蒸(む)す」、つまり蒸気(じょうき)のように自然(しぜん)とわいてくるという意味からきたという説(せつ)があります。また、「蝿(はえ)」という漢字(かんじ)は縄(なわ)に似(に)ていますが、ハエが前脚(まえあし)をこすり合わせる姿(すがた)が縄(なわ)を結(ゆ)う動きと似(に)ているからだという説(せつ)もあります。[Fujisaki.A][体長9mmz前後]