モンチビヒラタケシキスイ (紋禿平芥子木吸)
どんなむし?
コウチュウの一種(いっしゅ)で、ケシキスイの仲間(なかま)です。「けしき・すい」ではなく、「けし・きすい」です。私もはじめ「景色(けしき)を吸(す)う」なんて仙人(せんにん)のような虫がいるものだと思っていましたが、ケシの実のように小さくて、木の樹液(じゅえき)を吸(す)っている虫の仲間(なかま)という意味です。ケシキスイの仲間(なかま)で、ヨツボシケシキスイなどはテントウムシとクワガタムシを足したような形でかわいいですよ。[Fujisaki.A][体長約2.5mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
←背中にショウジョウバエがのったモンチビヒラタケシキスイ
畑のトマトが熟(う)れて鳥(とり)に食べられ、落ちたところをよーく見てみると、小さい虫がいっぱいあつまっていました。チビやら芥子(ケシ=とても小さいという意味)などの言葉がついているように、とても小さくて肉眼(にくがん)ではよく見えませんでした。写真(しゃしん)にとって大きくして見ると、ハエやアリではない硬(かた)い鞘翅(さやばね)をもった虫で、コウチュウの仲間(なかま)だということとがわかります。[Fujisaki.A]