奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

スズバチ (鈴蜂)

スズバチ (鈴蜂) どんなむし?

 狩(か)りをするハチのなかまです。木の枝(えだ)や石の上に泥(どろ)を固めて、ころっとまるい巣(す)をつくります。その形が鈴(すず)のようなので、スズバチと名まえがついています(槐, 2013)。幼稚園(ようちえん)ではまだ見つけたことがないので、巣(す)を見つけたお友達(ともだち)はおしえてください。ガ(蛾)の幼虫(ようちゅう)をつかまえて、お腹(なか)の針(はり)で麻酔(ますい)をかけ、生きたままの幼虫(ようちゅう)に卵(たまご)を産(う)みます。卵(たまご)からかえった子どもは、ガの幼虫(ようちゅう)を食べて大きくなります。[Fujisaki.A][体長18~30mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 写真のスズバチは、巣づくりのために泥(どろ)を集めているところでしょうか。どんぐり山で出会いました。[Fujisaki.A]