奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

オオモンツチバチ (大紋土蜂)

オオモンツチバチ (大紋土蜂) どんなむし?

 お腹(なか)の黄色い模様(もよう)が目立つ、3cmほどはある大きなツチバチです。ツチバチの仲間(なかま)は、狩(か)りをするハチです。コモンツチバチとそっくりですが、オオモンツチバチのほうが大きく、目の後ろの黄色が目立っていますので区別ができます。
 オオモンツチバチはコガネムシなどの幼虫(ようちゅう)をつかまえ卵(たまご)を産(う)みます。幼虫(ようちゅう)は、コガネムシの幼虫(ようちゅう)を食べて育ちます。成虫(せいちゅう)は、花の蜜(みつ)などをエサとするので花を訪(おとず)れますが、卵(たまご)を産(う)むためにコガネムシの幼虫(ようちゅう)を探(さが)して地面をうろうろしていることもあります。[Fujisaki.A][体長11~20mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 ツチバチの仲間は、狩りをしますが、花の蜜も大好きです。この日もミントの花にきていました。花壇(かだん)もじーっと一日みていると、いろいろな虫がやってくるので変化(へんか)があっておもしろいですよ。[Fujisaki.A]