奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

チビコフキゾウムシのなかま (禿粉吹象虫)

チビコフキゾウムシのなかま (禿粉吹象虫) どんなむし?

 小さなコフキゾウムシの一種(いっしゅ)です。短い毛でおおわれていて、粉(こな)がふりかかったように見えます。
4mmほどの小さなゾウムシで、短い毛がたくさん生えていて、粉(こな)がふりかかったように見えることから、チビコフキゾウムシと名づけられています。でも、小さいからと言って「チビ」なんて、ちょっとかわいそうな気もしますね。
 レンゲやクサフジ、カラスノエンドウなど、マメ科の植物を食べています。だから、枝豆(えだまめ)を収穫(しゅうかく)するために、ダイズを植えていても、ダイズはマメ科だから、葉を食べられることもありますよ。〔島内〕[体長約4mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 畑(はたけ)の横(よこ)にある物置(ものおき)のところを歩いていました。どこに行くのでしょうか。みんなが植えたツタンカーメンエンドウを食べに行くのかもしれませんね。[Fujisaki.A]