奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

　ゴモクムシは、漢字（かんじ）で書（か）くと、ゴミムシ（芥虫）と一緒（いっしょ）になります。写真（しゃしん）のゴモクムシは、クロゴモクムシの一種（いっしょ）で、ウスアカクロゴモクムシです。
　ゴモクムシは似（に）た種類（しゅるい）が多いのですが、背中（せなか）に毛があるかどうか、前胸背板（ぜんきょうはいばん〔むねのせなかがわ〕）の縁（へり）の尖り（とがり）具合（ぐあい）などで識別（しきべつ）します。
　地面を歩き回っていることが多く、地面に落ちた植物の種などいろいろなモノを見つけて食べています。森のお掃除屋さんですね。[Fujisaki.A][体長約12mm]

　幼稚園（ようちえん）ではプランターをよけると、よく見つかりますね。見つけたとたんに土の中にいそいでもぐりこもうとしますので、なかなか写真（しゃしん）にとるのもむつかしいですね。[Fujisaki.A]