マメアブラムシ (豆油虫)
どんなむし?
←こちらは「カラスノエンドウ」
その名の通り、マメ科の植物によくついているアブラムシです。全体に黒っぽくて群(むら)がって茎(くき)から汁(しる)を吸(す)います。幼虫(ようちゅう)は、色が少しうすめです。幼稚園(ようちえん)では、カラスノエンドウについているのをよく見かけます。[Fujisaki.A][体長約5mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
アブラムシはなぜ春になるといっきに増えるのでしょうか。アブラムシの戦略は、とくかく早く成長してつぎからつぎへと子どもを生むことです。幼虫は10日ほどで成虫になり、1日に5~10匹の子を生むそうです。すごいですね。また、有性生殖(ゆうせいせいしょく)をする場合もありますが、母親だけで子どもを生むこともできます。アブラムシの群れは、おばあちゃん、おかあさん、姉妹(しまい)のいっぱいいるクローン集団なのかもしれません。[Fujisaki.A]