ナガメ (菜亀)
どんなむし?
大根(だいこん)や菜の花(なのはな)、キャベツなどのアブラナ科の植物(しょくぶつ)について、茎(くき)から汁(しる)を吸(す)います。ですので、菜(な)につくカメムシということで、ナガメという名前がつきました。背中(せなか)のもようは、じっと見ていると、ひとの顔にも見えますね。[Fujisaki.A][体長7~10mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
前胸背の黒い模様は2つです。色はテントウムシのようですね。テントウムシは、鳥が嫌う苦い汁を出し、自分はまずいということを、その色でアピールしています。ナガメは、テントウムシと色が似ていることで鳥に食べられないというメリットがあるのかもしれませんね。
写真のナガメは、飼育小屋の裏でみつけました。[Fujisaki.A]