奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

イチモンジカメムシ (一文字亀虫)

イチモンジカメムシ (一文字亀虫) どんなむし?

 イチモンジカメムシは、名まえのとおり、上から見ると、体をまるで区切るように白く盛(も)り上がっている一文字(いちもんじ)の模様(もよう)があります。十分成虫(せいちゅう)になると、オスはその白い模様(もよう)の後ろが濃(こ)い緑色(みどり)に、メスは赤く茶色っぽい色になっています。幼虫(ようちゅう)の背(せ)には、真ん中に赤い模様(もよう)があります。〔島内〕[体長9~11mm]
 

みつけてみよう・あそんでみよう

 幼虫(ようちゅう)も成虫(せいちゅう)も、ダイズなどのマメの仲間(なかま)によくつき、その養分(ようぶん)を吸(す)います。農家(のうか)の人々にとっては、困(こま)った昆虫(こんちゅう)です。〔島内〕
 この日は、年少さんのお部屋の前のミントのお花でなにやらたのしそうにしていました。