アカシマサシガメ (赤縞刺亀)
どんなむし?
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アカシマサシガメを真上(まうえ)から見ると、胸部(きょうぶ)が、大きな耳のある人の顔に見えてきますよ。そして、翅(はね)の黒い模様(もよう)が人の体。人というより、それは、まるでお地蔵様(じぞうさま)です。だから、アカシマサシガメが動くようすを見ると、お地蔵様(じぞうさま)を背負(せお)って歩いているようです。
アカシマサシガメは、湿(しめ)った石の下や植物(しょくぶつ)の根元(ねもと)によくいて、ヤスデをつかまえ、ストローのような口をヤスデに刺(さ)して、その体液(たいえき)を吸(す)っています。〔島内〕
みつけてみよう・あそんでみよう
幼稚園では、どんぐり山の枯葉プールの枯葉をがさがさとどかしていたら、中からでてきました。枯葉の下にもいろいろな虫たちがいて、多くの場合は茶色や黒の地味な虫たちなのですが、ときどきこのアカシマサシガメのような大型の赤色の虫もでてきておどろきます。[Fujisaki.A]