奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

コバネハサミムシ (小翅鋏虫)

コバネハサミムシ (小翅鋏虫) どんなむし?

 腹(はら)の端(はし)にハサミ。ちょっと怖(こわ)そうですね。お尻(しり)に当たるようなところに一対(つい)のトゲのようなものをつけている昆虫(こんちゅう)がいますが、それがハサミのように変化(へんか)したものと言われています。また、胸(むね)の両端(りょうはし)に小さな翅(はね)をもっています。小さい翅(はね)があって、ハサミがあるので、「コバネハサミムシ」です。ハサミには毒(どく)はありませんが、指でいじっていたりすると、挟(はさ)まれて「痛(いた)っ!」と言うはめになりますよ。[島内][体長12~16mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 暗(くら)く湿(しめ)った場所や朽(く)ちた木や石の下などにいます。ダンゴムシなどの小さな虫だけでなく、植物(しょくぶつ)も食べます。[島内]
 幼稚園でもプランターをひっくり返すと、ナメクジやダンゴムシと一緒によくかくれていますね。[Fujisaki.A]