ノミバッタ (蚤飛蝗)
どんなむし?
大きくても1cmにもならない、小さく黒光りしているバッタです。虫メガネで大きくして見ると、ロボットのような感(かん)じです。翅(はね)は小さく、空を飛(と)ぶことができませんが、その分、後ろ脚(あし)がすごく強くて、活発(かっぱつ)にジャンプすることができます。ノミのようにジャンプするバッタだから、「ノミバッタ」です。水に落ちたノミバッタが、水面からジャンプして、地面に戻(もど)ったのを見た人もいます。
日当たりのよい湿(しめ)った地面や砂地(すなじ)を好(この)み、砂粒(しなつぶ)を積(つ)み上げて巣(す)を作ります。葉やコケを食べています。 〔島内〕