カナヘビ (金蛇)
どんなむし?
日本の固有種(こゆうしゅ)=日本にしかいないトカゲです。ニホントカゲと同じく、みなさんがトカゲと言っている中に、「カナヘビ」がいます。カナヘビの名まえは、金属的皮膚の様子(さわるとザラザラしています)や、かわいいヘビという意味の「愛蛇(かなへび)」からきているという説(せつ)もあります。
カナヘビは、ニホントカゲのように輝(かがや)く光沢(こうたく)がありません。茶色っぽい色で、乾(かわ)いた感じです。頭と胴(どう)の間が少しくびれています。尾(お)も長いです。舌(した)は、ヘビと同じく二つに分かれています。〔島内〕[体長20cmほど]
みつけてみよう・あそんでみよう
恐竜の生き残りか!と思うほどのかっこよさですよね。幼稚園でもよくみかけますが、木の登ったり隙間に入りこんだり、とにかく素早くてなかなか捕まえられませんね。4~5年、それ以上生きるともいわれています。幼稚園でも冬はプランターの下などで冬眠(とうみん)している姿をみかけます。春になって出会えると、去年会ったあの子だな、無事に目覚めたのだなとうれしくなりますね。[Fujisaki.A]