ワラジムシ (草鞋虫)
どんなむし?
注意:ワラジムシは昆虫(こんちゅう)ではありません。
ちょっと見は、ダンゴムシに似(に)ています。でも、ダンゴムシのように丸くはなりません。また、動きが素早(すばや)いです。頭の触覚(しょっかく)と、尻(しり)の二つの角(つの)のようなものが目立ちます。体は平たく、むかしからわらで作られているはきもののワラジのようだから、ワラジムシと名づけられています。〔島内〕[体長12mm前後]
みつけてみよう・あそんでみよう
庭の石の下や枯(か)れ葉の下などに住んでいます。植木鉢(うえきばち)を持ち上げたときなど、鉢(はち)の下にいたワラジムシが急(いそ)いで逃(に)げていくようすを見ることがあります。生きている植物(しょくぶつ)を食べることはほとんどなく、枯(か)れ葉や朽(く)ちた木などを食べています。〔島内〕