奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

　小さな蛇の目（ジャノメ）もようのあるチョウです。幼虫（ようちゅう）はイネ科の植物を食べます。成虫（せいちゅう）は、樹液（じゅえき）や腐（くさ）った果実（かじつ）、獣糞（じゅうふん）から汁（しる）を吸（す）うことが多く、花にはあまりきません。
　幼虫は、ススキ、イネ、チヂミザサなどを食べます。タテハチョウ科の幼虫はどれも耳が２個つんと立っていてかわいらしいのですが、ヒメジャノメの幼虫も身体はみどりで、あたまは茶色、そして２本のつのがぴんとたっていて、その姿がキティちゃんのようだといわれています。ほんものをみてみたいですね。[Fujisaki.A][開張40～50mm]

　明るく開けた場所がすきなチョウで、写真をとったときも幼稚園（ようちえん）でも、畑のお芋（いも）の葉の上にとまっていました。[Fujisaki.A]