奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ヒメエグリバ 幼虫 (姫抉翅)

ヒメエグリバ 幼虫 (姫抉翅) どんなむし?

 夜空に浮(う)かぶイルミネーションのような配色(はいしょく)のイモムシです。残念(ざんねん)ながら成虫(せいちゅう)の写真(しゃしん)は撮(と)れていません。成虫は、枯葉(かれは)にそっくりの蛾(が)で、枯葉(かれは)が欠(か)けたところも再現(さいげん)していてかくれんぼが上手(じょうず)です。そこから、翅(はね)が抉(えぐ)れたようになっているということで、エグリバ(抉翅)との名前がついているそうです。幼虫(ようちゅう)は、アオツヅラフジという植物(しょくぶつ)の葉を食べます(安田, 2014)。幼稚園(ようちえん)にもあるのか探(さが)してみたいと思います。[Fujisaki.A][体長30~40mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 黒地に、赤、黄色、白のあざやかな配色ですね。よく目立っているのでみつかりやすいですよ。幼虫は、尺取虫(しゃくとりむし)と同じように、Ωの形になっては伸びてを繰り返して歩きます。[Fujisaki.A]