奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ヒメウラナミジャノメ (姫裏波蛇目)

ヒメウラナミジャノメ (姫裏波蛇目) どんなむし?

 小さくて(姫=ひめ)、翅(はね)に蛇の目(じゃのめ)模様(もよう)があり、また翅(はね)の裏(うら)にはさざ波のようなもようのあるチョウです。蛇(じゃ)の目模様(もよう)は、青色を黄色でふちどりしていてきれいです。翅(はね)を広げると、大きな目がならんでいるようにも見えますね。ジャノメチョウの仲間ではめずらしく、成虫(せいちゅう)は、いろんな花の蜜(みつ)を吸(す)うので、どんぐり山でも遊戯室(ゆうぎしつ)の裏(うら)でも、年少さんのお庭でも見かけます。日陰(ひかげ)でよくみるように思います。幼虫はイネ科の植物(しょくぶつ)を食べて育ちます(松本, 1999)。[Fujisaki.A][開張30~40mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 金の輪(わ)をつけた目玉模様(めだまもよう)がよく目立ちますね。この目玉模様(めだまもよう)は、鳥やクモ、他の昆虫(こんちゅう)を驚(おどろ)かせて攻撃(こうげき)されないようにしていると考えられています。
 また、鳥やクモ、他の昆虫(こんちゅう)がヒメウラナミジャノメを襲(おそ)うとき、目玉模様(めだまもよう)を本当の目と勘違(かんちが)いして、それを攻撃(こうげき)するため、ヒメウラナミジャノメにとって大事な頭・胸(むね)・腹(はら)を守れるからとも言われています。
 目玉模様(めだまもよう)のある昆虫(こんちゅう)をいろいろ調べてみるとおもしろいですよ。 〔島内〕