ツマグロヒョウモン 幼虫 (褄黒豹紋)
どんなむし?
「トゲトゲの怪物(かいぶつ)」と思わせるような幼虫(ようちゅう)ですね。 ツマグロヒョウモンの幼虫(ようちゅう)は、固そうなトゲトゲがあって、黒い体に赤っぽいすじ模様(もよう)、つけ根(ね)の赤い脚(あし)。どう見ても、毒々(どくどく)しい幼虫(ようちゅう)です。でも、さわっても刺(さ)したり、かんだりもしませんのでだいじょうぶです。[Fujisaki.A][体長40~45mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
幼虫(ようちゅう)は、パンジーやビオラなどスミレの仲間(なかま)の葉を食べます。さなぎになる前は、どこでさなぎになろうかと、できるだけ目立たない所を探して、さなぎになります。さなぎには、金色または銀(ぎん)色に光って見える突起(とっき)があります。光って見えるので、おそってきた鳥などをおどろかせる知恵(ちえ)かも知れませんね。〔島内〕