キアゲハ (黄揚羽)
どんなむし?
←ナミアゲハ
その名のとおり、黄色いアゲハチョウです。ナミアゲハとそっくりです。前の翅(はね)の根元(ねもと)が黒くむりつぶされているか、白い筋(すじ)が残(のこ)っているかで区別(くべつ)できます。ナミアゲハよりも一回り小さく、からだが毛深い印象(いんしょう)です。
春に飛んでいるときは黄色があざやかで、赤や青の色も目立ちますが、夏になると全体に黒い部分が増えてきます。上の写真は、4月にとりました。
[開張70~90mm][Fujisaki.A]
みつけてみよう・あそんでみよう
幼虫(ようちゅう)は、黄緑(きみどり)と黒とオレンジのまばゆい、トロピカルなすがたです。ニンジンや三つ葉など、セリ科の植物(しょくぶつ)を食べます。幼稚園(ようちえん)では、幼虫が植えていたニンジンの葉っぱをむしゃむしゃたべて、すっかり葉っぱがなくなってしまいました。すごい食欲(しょくよく)です。