奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ウラナミシジミ (裏波蜆)

ウラナミシジミ (裏波蜆) どんなむし?

 翅(はね)の裏(うら)のもようが、さざ波のようになっているシジミチョウです。蜆(シジミ)とは、貝のシジミからきた名前です。シジミチョウの多くは翅(はね)の表が青や緑などに輝(かがや)くものが多く、いっぽうで裏側(うらがわ)は灰白色(かいはくしょく)でありその色がシジミガイに似(に)ているところからきているそうです(吉田, 2001)。その小さいところや貝の形にも似(に)ていますね。写真(しゃしん)は、畑で水をのんでいるところをとりました。また、見つけてきれいな写真(しゃしん)をとりたいと思います。幼虫はマメ科の植物をたべるそうです。エンドウ豆やツタンカーメンエンドウを畑に植えていたのできたのかもしれませんね。【Fujisaki.A】
[開張25~35mm]    

みつけてみよう・あそんでみよう

 ウラナミシジミチョウは、ヤマトシジミやベニシジミほどよく見かけるわけではありません。シジミチョウが飛んでいるときに、注意してみるともしかするとウラナミシジミかもしれませんね。