イチモンジセセリ (一文字挵蝶) どんなむし?
翅(はね)の白い模様(もよう)が一文字(イチモンジ)にならんでいるところからその名がつきました。「挵(セセリ)」とはむつかしい漢字ですが、くりかえしつつくという意味があります。花から花へせわしなくびゅんびゅん飛(と)び回り、花にストローのような口をさしこむ様子(ようす)から名前がついたのでしょう。茶色い地味(じみ)な色をしていて、子どもたちにはよく蛾(が)と間違(まちが)えられたりもしますが、よくみると、背中(せなか)などは青く七色にひかってきれいですね。目も大きく、かわいらしいお顔をしています。幼虫(ようちゅう)は、イネ科の植物(しょくぶつ)を食べます。ねこじゃらし(エノコログサ)などにいるかもしれませんね。さがしてみたいと思います。[Fujisaki.A] [開張34~40mm]