ガガンボのなかま1 (大蚊)
どんなむし?
ガガンボは、大きな「カ(蚊)」のように見えます。だから漢字(かんじ)では、大きな蚊(か)「大蚊」と書きます。大きくてカのお母さんのようだから、「蚊ヶ母」(かがんぼ)と呼(よ)ばれ、ガガンボとなったとも言われます。(島内)
ガガンボは種類(しゅるい)が多く、見た目だけでは判断(はんだん)できません。標本(ひょうほん)を見たり、解剖(かいぼう)したりしながら同定していくそうです。このガガンボはかなり大きなガガンボでした。年長さんの裏庭(うらにわ)のモミジの木にいましたよ。[Fujisaki.A]
みつけてみよう・あそんでみよう
「わぁ、大きな蚊(か)だ!刺(さ)される!」
ガガンボを見て、驚(おどろ)くお友だちがいます。でも、大丈夫(だいじょうぶ)。蚊(か)のように人を刺(さ)すことはありません。ガガンボは、オスもメスも、主に花のみつを吸(す)っています。蚊(か)の幼虫(ようちゅう)は、ボウフラで水の中にいますが、ガガンボはの幼虫(ようちゅう)は、イモムシ型(がた)で、土の中にいます。 〔島内〕