奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

アオメアブ (青目虻)

むしあそびレベル:たつじん

アオメアブ (青目虻) どんなむし?

 七色に輝(かがや)く目の美しさ、手や胸(むね)の構造(こうぞう)の細密(さいみつ)さにはひきこまれてしまいます。
 特徴的(とくちょうてき)な青い眼(め)からついた名まえでしょうね。その眼(め)は、光があたる加減(かげん)によって、オレンジ色にも金色にも輝(かがや)きます。写真(しゃしん)のように、とげとげのある脚(あし)の色も黒とオレンジ色で目立ちますね。
 ハエやアブ、ミツバチ、甲虫(こうちゅう)などをつかまえて、その体液(たいえき)を吸(す)います。そのような獲物(えもの)をつかまえるときは、背後からうまく襲(おそ)いますよ。〔島内〕[体長20~29mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 幼稚園では、よく大きなアリをつかまえているところをみます。写真のアリはよくみると、翅(はね)があります。飛んでいるところを空中(くうちゅう)で捕まえられたのでしょうか。想像(そうぞう)が膨(ふく)らみます。[Fujisaki.A]