ルリチュウレンジ (瑠璃鐫花娘子)
どんなむし?
瑠璃色(るりいろ)のきれいなハチです。ハチですが針(はり)はありませんので、刺(さ)しません。名まえの「鐫花娘子(チュウレンジ)」は、むつかしい字を書きますね。「鐫」は、「のみ」と読み、木材などをうがつ道具のことを意味しています。「娘子」はむすめ=こどもという意味でしょうか。たまごを産(う)みつけるときに、チュウレンジ類は葉(は)茎(くき)の中にていねいにうめこむためこの名がついたそうです。成虫はハルジオンなどの花の蜜(みつ)を食べ、幼虫(ようちゅう)はツツジ類(るい)の葉っぱをむしゃむしゃ食べます。[島内][体長8~10mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
幼稚園では、どんぐり山のユキヤナギやツツジで春先に毎年大発生(だいはっせい)していますね。とびまわっている黒っぽいのが、このルリチュウレンジです。幼虫は、黄緑色でかわいらしい姿ですが、ツツジの葉っぱをむしゃむしゃあっという間に食べてしまいます。[Fujisaki.A]