コガタスズメバチ (小型雀蜂)
どんなむし?
小型(こがた)と名まえがつきますが、それはオオスズメバチと比較(ひかく)して小さめということで、3cmほどはある大きなハチです。そもそもスズメバチというのは、雀(すずめ)ほどもある茶色(ちゃいろ)のハチという意味です。「オオスズメバチ」とは、頭楯下(とうじゅんか)と言われる部分の形で見分けます。コガタスズメバチは、常緑(じょうりょく)の木〔キンモクセイやツバキ、ツゲなどの木〕に好(この)んで巣(す)をつくるそうです。幼稚園(ようちえん)には、常緑(じょうりょく)の木がいっぱいありますね。[Fujisaki.A][体長21~27mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
毒針(どくばり)を持っています。オオスズメバチよりは凶暴(きょうぼう)ではありませんが、捕(と)ったりしないようにそっとしておいてください。
写真(しゃしん)を撮影(さつえい)した日は、遊戯室(ゆうぎしつ)の横のスギの木で休んでいました。また、ときどき正門(せいもん)の近くのこぶしなどでも見かけます。[Fujisaki.A]