むしあそびレベル:にゅうもん
クロオオアリ (黒大蟻) どんなむし?
幼稚園(ようちえん)にいるいちばん大きなアリです。行列(ぎょうれつ)をつくって歩いたりはしませんが、幼稚園(ようちえん)のいたるところでせっせと食べものをあつめています。アブラムシから蜜(みつ)をもらったり、お返しにテントウムシから守ってあげたり。花粉(かふん)を集めたり、ダンゴムシやハチの死骸(しがい)を巣穴(すあな)に持ち帰ったり。アリたちのおかげで幼稚園(ようちえん)はいつもきれいなのかもしれませんね。ちなみに、クロオオアリよりも一回り小さい大きなアリがいます。クロヤマアリといいますが、区別(くべつ)するにはおしりを見てください。クロオオアリのおしりには、黄色い毛が生えています。頭の大きな個体(こたい)は、兵隊(へいたい)アリです。[ Fujisaki.A][体長7~12mm働きアリ]
みつけてみよう・あそんでみよう
クロシジミチョウとクロオオアリは共生(きょうせい)しています。クロシジミの幼虫(ようちゅう)はにおいを出してアリをだまし、アリの巣(す)の中でアリに食べさせてもらい体を掃除(そうじ)してもらいぬくぬくと育ちます。代わりに甘(あま)い蜜(みつ)をアリにだしてあげるそうです。幼稚園(ようちえん)でもクロシジミチョウはみつかるかな?
クロオオアリの巣(す)は、土の中にあります。巣(す)の入り口の周りには運び出された土が盛(も)られ、火山の噴火口(ふんかこう)のようになっています。クロヤマアリも同じように土中に巣(す)をつくります。じっと観察(かんさつ)して、どっちのアリが出てくるか見てくださいね。[ Fujisaki.A]
クロオオアリの巣(す)は、土の中にあります。巣(す)の入り口の周りには運び出された土が盛(も)られ、火山の噴火口(ふんかこう)のようになっています。クロヤマアリも同じように土中に巣(す)をつくります。じっと観察(かんさつ)して、どっちのアリが出てくるか見てくださいね。[ Fujisaki.A]