奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ヤマトクサカゲロウ (大和草蜻蛉(蜉蝣))

ヤマトクサカゲロウ (大和草蜻蛉(蜉蝣)) どんなむし?

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 日本の昔の名前を大和(やまと)と言います。日本(=大和)の草むらにいるカゲロウという意味で名づけられました。しかし、いわゆる「カゲロウ」ではなく、「アミメカゲロウ目」に分類(ぶんるい)される虫です。トンボやカゲロウには一見似ていますが、系統的には離れた虫です。
 草は臭(くさ)いという説(せつ)もあります。今にも消え入りそうな幻想的(げんそうてき)な色と姿(すがた)からは、「臭い」より「草」のほうが似合っていますね。
 幼虫(ようちゅう)はとても強そうな姿(すがた)です。そして、むしゃむしゃとテントウムシ以上(いじょう)にアブラムシを食べます。[Fujisaki.A][体長約10mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 卵(たまご)は白く長い糸のようなものがついていて、きれいな形をしていて、優曇華(うどんげ)の花と呼(よ)ばれて、親しまれてきました。うどんげの花とは、3000年に一度しか咲(さ)かないとされる伝説(でんせつ)の花で、このクサカゲロウの卵(たまご)の幻想的(げんそうてき)な姿(すがた)が、その花に重ねられてきました。初(はじ)めて見ると、虫の卵(たまご)とは思いつきませんね。[Fujisaki.A]