奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ウリハムシ (瓜葉虫)

ウリハムシ (瓜葉虫) どんなむし?

 鮮(あざ)やかなオレンジ色のハムシ(葉虫)です。幼稚園(ようちえん)ではカボチャ(南瓜)やキュウリ(胡瓜)などのウリ科の植物にいっぱい集まっています。幼虫(ようちゅう)は根を、成虫(せいちゅう)は葉っぱを食べています。産卵前(さんらんまえ)のメスは、卵(たまご)でお腹が大きくふくらんで、翅鞘〔ししょう=コウチュウの外側(そとがわ)の硬(かた)い翅(はね)〕からもはみだしていることもあります。[Fujisaki.A][体長13~15mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 暑(あつ)い日差(ひざ)しが照(て)りつけるなか、ウリハムシたちは大きなかぼちゃの葉っぱの下でやわらかい光に包(つつ)まれて葉っぱをむしゃむしゃ。葉から葉へと歩きまわったり、飛(と)び回ったりして、なんだかたのしそうです。体が重いのか、飛ぶのはあまり上手ではなく、ゆっくりとガンバって飛んでいる感じです。子どもたちも追いかけて上手に手でキャッチしていますね。[Fujisaki.A]