奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ノコギリカミキリ (鋸髪切虫(天牛))

ノコギリカミキリ (鋸髪切虫(天牛)) どんなむし?

 カミキリムシは、天牛ともかきます。ノコギリカミキリは、その名のとおり、牛の角(つの)ようなみごとな触角(しょっかく)をもっています。特(とく)にオスの触角(しょっかく)は立派(りっぱ)で、ノコギリのようなギザギザですね。[Fujisaki.A][体長23~48mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 幼稚園では、ときおり死骸がころがっているのをみかけます。夜にどこからか飛んできたのかもしれませんね。とても大きなカミキリムシなので、迫力満点(はくりょくまんてん)です。黒光りする姿はカブトムシにも似ていますね。
 夜に動き回ることが多く、明かりに飛んできたりします。木の皮や樹液(じゅえき)を食べています。幼虫は、松(まつ)などの針葉樹(しんようじゅ)やクヌギの切り株や朽木(くちき)を食べて育ちます。[Fujisaki.A]