奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

スナゴミムシダマシのなかま (砂芥虫騙)

スナゴミムシダマシのなかま (砂芥虫騙) どんなむし?

←キマワリ(ゴミムシダマシ科)
 ゴミムシに似(に)ているけれども、ゴミムシではないという意味で、「ゴミムシダマシ」という名まえになっています。たしかに、キマワリなどは、ゴミムシダマシ科の虫で、ゴミムシによく似(に)ています。スナゴミムシダマシは、むしろそのコロッとしてごつごつした体系が動物のサイのようですね。スナゴミムシダマシにはいろいろな種(しゅ)がありますが、見た目は地味で区別(くべつ)するのはむずかしいです。この写真(しゃしん)の中にも、コスナゴミムシダマシ、ヤマトスナゴミムシダマシなどがまざっているかと思います。[Fujisaki.A][体長約8mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 スナゴミムシダマシの仲間は、落ち葉などの腐(くさ)った植物などを食べていて、幼稚園(ようちえん)では、プランターをよけるとダンゴムシやワラジムシなどとまじっていることが多いです。ダンゴムシやワラジムシは逃(に)げ出しますが、スナゴミムシダマシはじっとしていますので、探(さが)してみてください。[Fujisaki.A]