ナミテントウ (並天道)
どんなむし?
どこにでもいて、いちばんよく出会うテントウムシではないでしょうか。ただ、同じナミテントウでも、模様(もよう)のヴァリエーションは豊(ゆた)かです。二つ星模様(もよう)や四つ星模様(もよう)がいたり、中には20個(こ)近い斑紋(はんもん)がついていたりと、同じナミテントウとはおもえないほどです。細かく分けると、なんと100種類以上の模様があるそうです!。幼稚園(ようちえん)ではいったい何種類(しゅるい)の模様(もよう)がみつかるでしょうか。みんなもつかまえたら教えてくださいね。[Fujisaki.A][体長4.2~8.2mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
ナミテントウは、ナナホシテントウよりも一回り小さいテントウムシです。カラスノエンドウや菜の花など、アブラムシがたくさんついている草によくついています。幼虫も成虫もアブラムシをみつけるとむしゃむしゃたべています。成虫は1日に100匹ほどたべるそうです。その様子をじっとみて数えてみてもおもしろいですね。
また、ナミテントウは、冬になるとみんなで集まって、木のうろや枯れ葉の下などで冬を越します。いろんな模様のテントウムシがあつまる姿は壮観です。なかなか幼稚園ではみられませんが、奈良公園などで探し見るのもいいですね。[Fujisaki.A]