奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

コクロヒメテントウ (小黒姫天道)

コクロヒメテントウ (小黒姫天道) どんなむし?

 2~3mmのとても小さなテントウムシです。姫(ひめ)とは、とても小さいことを表すことばです。小さくて、写真(しゃしん)に撮(と)って拡大(かくだい)しないと、よく見えません。拡大(かくだい)してみると、全身に毛がはえていて、なんとアブラムシをむしゃむしゃと食べていました。自分より大きいぐらいのアブラムシにかぶりついています。テントウムシの仲間はほんとうにアブラムシが大好きですね。お食事中に写真をとってごめんなさい。[Fujisaki.A]
[体長2~3mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 年少(ねんしょう)さんの前のピラカンサの花壇(かだん)で見つけました。コクロヒメテントウの幼虫は、体が白色のロウ状物質に覆われて、それが一つ一つまとまってつののように何本も背中から生えています。幼稚園でもみつけてみたいです。[Fujisaki.A]