奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

キイロテントウ (黄色天道)

むしあそびレベル:ちゅうきゅう

キイロテントウ (黄色天道) どんなむし?

 鮮(あざ)やかな透明感(とうめいかん)のある黄色いテントウムシです。幼虫(ようちゅう)もまた黄色に黒の斑点模様(はんてんもよう)でおしゃれです。3~5mm程度(ていど)の小さなテントウムシで、なんと木や草についた菌(きん)を食べています。幼稚園(ようちえん)では、榎(えのき)の木に繁殖(はんしょく)した菌(きん)にいっぱいキイロテントウがすんでいました。よ~く見ると、たくさんいます。探(さが)してみてください。[Fujisaki.A][体長3.5~5.1mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 テントウムシの仲間(なかま)は、世界の各地で「縁起(えんぎ)のよい(=何かよいことが起こる)虫」とされています。枝や葉の先から太陽(たいよう)に向かって行くように飛(と)ぶからでしょうか。その中で、キイロテントウは、「幸運(こううん)を呼(よ)ぶ黄色いてんとう虫」と言われています。見つけるとよいことがあるかも知れませんよ。〔島内〕