ホソヘリカメムシ (細縁亀虫)
どんなむし?
←こちらは「クロヤマアリ」
成虫(せいちゅう)の写真(しゃしん)はまだ撮(と)れていません。上の写真(しゃしん)はどれもホソヘリカメムシの幼虫(ようちゅう)の姿(すがた)です。何かに似(に)ているとおもいません? そうアリにそっくりですね。クロヤマアリに擬態(ぎたい)して身を守っていると言われています。見比(みくら)べてみてどうでしょう? そっくりですね。ですが、やはりアリのウェストの細さにはかないません。[Fujisaki.A]
みつけてみよう・あそんでみよう
成虫は、[体長14~17mm]です。おとなも細長く、後ろ足が太く、トゲがあるのが特徴です。成虫は、翅(はね)を広げて飛ぶと、身体に赤と黒の模様がありアシナガバチに似ています。幼虫はアリに、成虫はハチに擬態(ぎたい)して、姿を似せて鳥などに食べられないようにがんばっているのですね。
アリやハチの真似をする虫は多いのですが、幼虫と成虫とでそれぞれに真似をするのはなかなかのものですね。[Fujisaki.A]