むしあそびレベル:にゅうもん
セミのぬけがら (蝉の抜け殻) どんなむし?
←セミの幼虫(ようちゅう)がでてきた穴(あな)です。ブランコの裏(うら)です。
セミの抜け殻(から)から「空蝉(うつせみ)」という言葉(ことば)も生まれました。この世や人間そのものを意味する言葉(ことば)でもあります。セミの殻(から)を光に透(す)かしてじっくり見ると、その瞳(ひとみ)の奥(おく)に広がる世界を感じませんか。
セミの抜け殻(ぬけがら)を見つけたら、種類(しゅるい)を調べてみましょう。一番大きいのがクマゼミの抜(ぬ)け殻(がら)です。ひっくり返すと、お腹(なか)におへそのような突起(とっき)がついているのですぐにわかります。次に大きいのが、アブラゼミのぬけがらです。つるっと茶色にてかっています。ツクツクホウシは、全体にほっそりしとしていて、ニイニイゼミは、ころっとまるっこく全身に泥(どろ)がついているのが特徴(とくちょう)です。[Ayuko.F]
セミの抜け殻(から)から「空蝉(うつせみ)」という言葉(ことば)も生まれました。この世や人間そのものを意味する言葉(ことば)でもあります。セミの殻(から)を光に透(す)かしてじっくり見ると、その瞳(ひとみ)の奥(おく)に広がる世界を感じませんか。
セミの抜け殻(ぬけがら)を見つけたら、種類(しゅるい)を調べてみましょう。一番大きいのがクマゼミの抜(ぬ)け殻(がら)です。ひっくり返すと、お腹(なか)におへそのような突起(とっき)がついているのですぐにわかります。次に大きいのが、アブラゼミのぬけがらです。つるっと茶色にてかっています。ツクツクホウシは、全体にほっそりしとしていて、ニイニイゼミは、ころっとまるっこく全身に泥(どろ)がついているのが特徴(とくちょう)です。[Ayuko.F]
みつけてみよう・あそんでみよう
セミのぬけがらがどこにあるのかを探(さが)していると、よくセミの抜(ぬ)け殻(がら)がいくつも重なっているのを見つけます。木も、木の枝(えだ)もたくさんある中でなぜ同じところにいきつくのか、なんとも不思議(ふしぎ)ですね。穴(あな)から出てきたセミの幼虫(ようちゅう)がどうやって移動(いどう)していくのか観察(かんさつ)してみるとおもしろいですね。ちなみに、夜の公園(こうえん)でみていると、土の中からでてきた幼虫(ようちゅう)はネコに食べられたり、アリにたかられたり、溝(みぞ)におちてひっくり返って動けなくなったり、その挙句(あげく)に、最後(さいご)の最後(さいご)に脚(あし)が殻(から)から抜(ぬ)けずに羽化(うか)に失敗(しっぱい)してしまうケースもあります。セミたちの必死(ひっし)な姿(すがた)が伝わってきますね。[Ayuko.F]