クロヒラタヨコバイ (黒平横這)
どんなむし?
黒色タイプも茶色タイプも、葉についたゴミか鳥のふんに見間違(みまちが)えそうなクロヒラタヨコバイです。翅(はね)の先の部分に網目(あみめ)になった白い模様(もよう)があります。指でつかまえようとすると、力強そうな後ろ脚(あし)で跳(は)ねて逃(に)げます。危険(きけん)が迫(せま)ると跳(は)ねて逃(に)げる術(じゅつ)をもっているのですね。
幼虫(ようちゅう)は茶色く、テントウムシのさなぎのようです。
木や草の汁(しる)を吸(す)ってえさにしています。 [島内][体長5~6mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
クロヒラタといいつつ、少し茶色の個体(こたい)です。同じクロヒラタヨコバイの中でも黒っぽいものもいれば、茶色もいます。この虫は、畑の草の上できゅっと脚(あし)を折(お)りたたんでまるく小さくなっていました。5mmほどの小さな虫なので、はじめはゴミかなにかと思いましたが、写真で拡大(かくだい)するとトゲのある前脚(ぜんきゃく)に大きな目。迫力(はくりょく)があります。[Fujisaki.A]