奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

クマゼミ (熊蝉)

むしあそびレベル:ちゅうきゅう

クマゼミ (熊蝉) どんなむし?

 日本にいるセミの中でも一番(いちばん)大きなセミの一つです。黒い体(からだ)が毛におおわれていて、まるで熊(くま)のようなので、この名がついたのでしょう。
 南方性のセミで、透明(とうめい)な翅(はね)と大きなからだで、子どもたちのあこがれのセミでしたが、このごろは関西(かんさい)では、ふつうにみられるようになりました。その背景(はいけい)には温暖化(おんだんか)が関係しているそうです。公園や園庭(えんてい)などの乾燥(かんそう)した土でも、そのたくましい前脚(まえあし)で、ぐんぐん掘(ほ)り進むことができることから、分布(ぶんぷ)を広げているようです[Ayuko.F][体長60~70mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 夏になると「しゃしゃしゃしゃしゃ」と絶(た)え間なく鳴き交わしています。公園(こうえん)などでは、その数と声の大きさにおどろきますが、幼稚園(ようちえん)ではそれほどたくさんで鳴き交わすことはありませんね。子どもたちの声のほうがにぎやかです。[Ayuko.F]
 みなさんのおじいさんやおばあさんが子どものころは、公園などでアブラゼミがよく採(と)れました。このクマゼミが採(と)れたときは、鼻高々(はなたかだか)だったのですよ。 〔島内〕