奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

オオカマキリ (大蟷螂)

むしあそびレベル:たつじん

オオカマキリ (大蟷螂) どんなむし?

 名まえのとおり、日本では最大(さいだい)のカマキリで、大きいものは10cmにもなります。大きい鎌(かま)で、アゲハやセミ、キリギリス、トノサマバッタ、トンボなどをつかまえて食べます。アマガエルやトカゲ、カナヘビのようなものまでとらえることもあるようです。
 チョウセンカマキリとよく似(に)ています。お互(たが)いのカマキリ同士も間違(まちが)えることがあるとも言われています。オオカマキリは、後ろ翅(ばね)が黒っぽくなっていますが、チョウセンカマキリのそれは、ほぼ無色になっています。また、オオカマキリの鎌(かま)の脚(あし)のつけ根が黄色いのも特徴(とくちょう)です。
 卵(たまご)がいっぱいつまった卵(らん)のうは、球形(きゅうけい)です。カマキリの仲間(なかま)は、寒くなると死んでしまいますが、卵(たまご)は卵(らん)のうの中で冬を過(す)ごします。 〔島内〕[体長68~95mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

 カマキリの複眼(ふくがん)に黒い点がありますね。その黒い点はカマキリが見ている方向を示しているように見えます。黒い点が上にあれば、カマキリは上を見ているというふうにです。しかし、本当はそうでないようです。黒い点は、人から見て、カマキリの眼(め)の最も奥(おく)が見えているだけなのです。複眼(ふくがん)はたくさんの眼〈単眼(たんがん)と言っています〉が集まって一つになっています。その一部の単眼(たんがん)の奥(おく)が見えているのです。カマキリの眼(め)をよく見ることも楽しいですよ。〔島内〕