マダラスズ (斑鈴)
どんなむし?
体が黒く、後ろ脚(あし)が黒と白のまだら模様(もよう)になっています。「スズ」は鳴く小さなコオロギという意味ですから、「マダラスズ」という名まえは、まだら模様(もよう)のある小さなコオロギという意味になりますね。
明るい草原や空き地などに住み、昼でも「ジィーッ ジィーッ ジィーッ」と鳴いています。草や小さな虫の死がいをえさとしています。 〔島内〕[体長6~8mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
年少さんのお庭や畑に積まれた枯れ葉(かれは)の下や、絵本(えほん)のお部屋(へや)の前の階段(かいだん)と芝生(しばふ)のすきまなどを気をつけてみると小さいむしがぴょんぴょんと小さく飛び跳ねています。それがマダラスズです。みんなのお手々は小さくてやわらかいので、上手につまんでいますね。大人がつまもうとすると、間違えてつぶしてしまうこともあります。こんな小さなむしたちは、紙とプリンカップなどを用意して、カップを上からかぶせて紙を地面とのあいだにはさんでとると上手につかまえられますよ。[Fujisaki.A]